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Kaffir lime
学名 Citrus histrix 科名 ミカン科
和名 コブミカン


主な作用:気分のリフレッシュ、鎮静、抗感染、抗菌

カフィアライム(カフィールライム)は、緑色のごつごつとコブのある柑橘類の精油です。
精油はオレンジのように葉からも果皮からも抽出でき、香りも全く違いますが、アロマでよく使用されるのは香りのさわやかな果皮のほうです。

タイではこの木の葉を、トムヤムクンをはじめ、さまざまな料理の香りづけに利用します。

また、果実は伝統的に、皮ごと果汁をしぼってヘアケアに用いられてきました。美しい黒髪を維持するのによいといわれています。
果実を輪切りにしたものは、料理の合間に指を洗うためのフィンガーボールや、マッサージ前のフットバスなどにもよく使用されます。

果皮の精油は甘みのある深い香りで、気分の落ち込みや緊張などを緩和してくれます。

ヤングリヴィング社の「トラウマ解消ブレンド」に配合されている精油でもあり、傷ついた心を癒す香りのひとつです。
肝臓のうっ血を解消するともいわれています。肝臓は怒りの気持ちがたまる場所ですね。

まだ日本ではちょっとめずらしい精油ですが、ぜひいちどお試しいただきたい香りです。
お部屋やデスクの芳香に、他の柑橘系の精油などと組み合わせてみてはいかがでしょうか?