免疫も助けるエッセンシャルオイル
精油の香りの信号は、嗅覚神経から大脳辺縁系を経て、脳の「視床下部」という場所にも伝わります。
視床下部は良い刺激を受けると、やはり脳の「下垂体」というところに指令を出し、免疫力に深くかかわるホルモンを出させます。
この視床下部は自律神経の中枢でもあり、免疫機能を含むからだ全体の機能をコントロールしているところです。
それで、この場所に適切な刺激を与えることで、免疫の働きを調整する助けになります。
また、精油の香りの信号が脳を伝わるときにβ-エンドルフィンなどの脳内モルヒネが分泌されるということは前にも触れましたが、β-エンドルフィンは痛みを和らげ、気分を良くするほかに、身体の免疫力を高めるという効果も持っています。
脳と免疫力についての最近の研究では、アメリカ、チェスター大学のデビッド・フェルトン教授が、脳内にβ-エンドルフィンが現れると、免疫細胞の一種であるNK(ナチュラル・キラー)細胞の活性も高くなり、免疫力が向上することを明らかにしています。
精油の香りは目に見えない「薬」のように、人の心を癒し、ストレスの苦痛を和らげ、さらに身体の機能を元気へと導いていく、まさにホリスティック(人の全体)に働く、すばらしいものなのです。
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