栽培用地と栽培方法
精油は植物に含まれているさまざまな微妙な成分のいわば「エッセンス」です。
それで、人工的な農薬、化学肥料、除草剤、殺虫剤などを一切使用しない、有機農法で栽培した原料ハーブを使っている精油を選びましょう。
また、農薬や化学肥料などで今までに汚染されたことのない、ナチュラルな環境に栽培地があることも大切です。
含有成分や学名などがハッキリわかるもの
本格的にアロマセラピーに取り組もうと思っているなら、精油に含まれている化学成分がはっきりわかるものを選ぶことが必要です。
同じ一般名で呼ばれている植物であっても、種類や栽培地などによって成分が大きく変わります。
また、ローズマリーやタイムの精油など、成分の違いによって同じ種でも作用がまったく異なるものもあり、ケモタイプ(略称はCT)と呼ばれます。これらの違いは精油の原料植物の学名などによって知ることができます。
こういった種の違いやケモタイプがハッキリ分からないと、アロマセラピーとして正しく精油を用いることができなくなります。精油の学名がきちんと明記されていることを確認して、使用しましょう。
精油にどんな成分がどれだけ含まれているかは、ガスクロマトグラフィー(GC)などの分析によってわかります。定期的に成分分析を行なってデータを明らかにしているメーカーの精油であれば、信頼して用いることができるでしょう。
抽出の方法
植物を蒸留して精油を抽出する際、温度や圧力は精油の微妙な成分に影響を与えてしまいます。
多くの場合、安いコストで生産するために、植物は高い温度と圧力をかけて蒸留されています。そのようにして得られる精油は、純粋なものかもしれませんが、本来あるはずの貴重な成分が失われたり、変化してしまっている可能性があります。
有効成分をすべて抽出するためには、最低限の温度と圧力でじっくり蒸留されることが必要なのです。
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