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精油を使うときに注意すること
 
  精油にはわたしたちにとって有用ないろいろな成分が含まれていますが、その中には薬品の原料ともなるような強力なものも多くあるので、使用するには注意と、ある程度の知識が必要です。

  ここでは、精油を使う際に知っておいた方が良い基本的な注意点について考えます。

 

妊婦さん

  精油の中にはホルモンのような働きをする成分を含んでいたり、通経作用のあるものもあります。流産する危険があるので、妊娠中にはクラリセージ、セージ、ジュニパー、フェンネル、スターアニス、タラゴンなどの精油の使用は避けましょう

  また、シナモン、タイム、オレガノなども刺激の強い成分が含まれているので、注意しましょう。特に、妊娠初期には要注意です。

  妊娠中、また妊娠の可能性のある方は、精油を使用する前に、必ず専門の先生に相談なさってくださいね。

高血圧、てんかんのある方

  精油を使用する前に、やはり主治医に相談なさってください。
ヒソップ、フェンネル、ローズマリー、セージのオイルは使用しないペパーミント、タイムのオイルの使用にも、十分注意が必要です。


柑橘系のオイル

  レモン、ベルガモット、オレンジ(ビター)、グレープフルーツ、ライム、タンジェリンなど、柑橘系の果実の皮からとったオイルは、皮膚につけて直射日光(紫外線)を浴びると、発疹や色素の沈着などの反応を起こすことがあります(光感作といいます)。
使用後に直射日光にさらされる箇所には、使用しないようにしましょう。
  最近では、オレンジスィート、マンダリンの精油はほとんど光感作は引き起こさないと言われています。


パッチテスト

  精油を塗布して使用する前に、腕の内側の目立たない所などに少量つけてみてテストしましょう。数時間か、できれば2日ほどおいて様子をみてください。アレルギー反応が表れた精油は使用を避けましょう。


キャリアオイル

  精油を肌につけてトリートメントなどに使用するときは、純粋で品質の良い植物油からできたキャリアオイルを必ず用意しましょう。肌に不快感や刺激を感じるなら、必ずキャリアオイルで薄めて使用してください。

  また、目や目の周り、鼻、唇、粘膜には絶対に精油をつけないでください。

  万が一、精油のついた手で目をこすってしまったような場合は、キャリアオイルをそこに塗ってなじませてふき取ってください。水を使うと、よけい浸透しやすくなってしまいますので気をつけましょう。

※以下の精油は、必ずキャリアオイルで希釈して使うこと。

シナモンバーク、クローブ、レモングラス、オレガノ、タイム、ウインターグリーン、バーチ

※以下の精油は、希釈なしでも使用できる。敏感肌の方は、希釈して使用。

フェンネル、ラベンダー、ローマンカモミール、パチュリー、ローズウッド、サンダルウッド、イランイラン、ティートリー

※それ以外の精油は、なるべく希釈して使用する。敏感な肌や子供に使用する際には必ず希釈して使うこと。

レモン、オレンジなど柑橘系のオイルは、日光や紫外線にさらされる肌には使用しない。
  (柑橘系オイルの項を参照。)


保管上の注意

  精油は大変デリケートで、光や空気、高温などにさらされると変質し、重要な成分が失われてしまいます。

  保管する時は、ビンのふたをしっかりと閉め、直射日光の当たらない、涼しい場所に置きましょう。

  開封した精油は、長くても1年くらいのうちには使い切るようにしましょう。とくに柑橘系のオイルは酸化しやすいので、半年以内に使い切るようにしてください。また、酸化してしまった精油は(キャリアオイルも)体にとって有害な場合がありますので、使用しないでください。


  精油は生きているもの、「生もの」です。高価なのでもったいない・・・という気持ちはしますが、やはり新鮮なうちに使うのがいちばんです(^.^*)